社会起業家を育成するうむさんアカデミー vol.0に行ってきました!

社会起業家を育成するうむさんアカデミー vol.0に行ってきました!

突然ですが、みなさんは、社会問題について考えたことはありますか?

私は考えることや調べることは好きなんですが、絞ってこれをやると決められないでいます。

なにかこれからのヒントを得たいという思いから、今回、かねてから気になっていた世界8カ国で様々な事業を成功させてきた社会起業のみやる会社ボーダレスジャパンの代表田口一成さんと沖縄から社会課題の解決につながる事業や起業家を支援するうむさんラボが共同開催した6月14、15日2日間の社会起業家育成プログラムに聴講者として参加してきました。

「沖縄のこの問題を解決したい」という熱い思いを持った16組の参加者たちが、ソーシャルコンセプトやビジネスプランを考え、共に議論する聴講者としても、すごく充実した会でした。会場には運営含め全員で50名以上の方がいました!

参加者聴講者運営の方々全員が沖縄をよくしていきたいという思いのもと仲間になったとてもステキな会でした。

そこで、どんな内容だったかのかをご紹介します。

1日目

1日目は、起業の土台となり、これを終えたら起業の8割は終えたというほど大事なソーシャルコンセプトについての講義がありました。

普通はマーケットをベースにビジネスを考えていきますが、社会問題を解決するためにビジネスを考えるので、最初にソーシャルコンセプトを考えます。

ソーシャルコンセプトとは
社会問題の現状(誰のどんな課題&その原因)と理想(実現したい具体的な姿)そしてHOW(どうやったらその理想に近づけるのか手段としての方法を固める)のことをいいます。

次に具体的にミャンマーのハーブ園の例をまじえ、説明されていました。

その後は、みなさんソーシャルコンセプトの作成にとりかかりました。

一通り出来上がったら、2つの教育のグループ、環境グループ、その他のグループの中から聴講者も、自分の興味があるところへ、移動しました。

それから参加者それぞれのソーシャルコンセプトについて、聴講者を含め席にいる人たちがフィードバックをしました。鋭い質問が飛び交いましたが、その中でも和やかな雰囲気もあったり、皆さんソーシャルコンセプトをレベルアップさせていきました。

その後各グループに1人の代表者が発表していました。さとうきびの原風景を残したいそのためにさとうきびの絞りカスを活用したオリジナルのエシカルデニム・ボタンを開発している方
「SHIMA DENIM WORKS」住所: 沖縄県浦添市港川2-14-7 #36 
ネグレクトを解決したい方など、様々な課題意識を持つ方が全体の前で発表してフィードバックを受け、最後に田口さんがアドバイスしていました。

誰に対してのサービスなのかしっかりイメージできることや、今の現状になってしまっている原因を深く掘り下げて明確化することの大切さをアドバイスされていました。

それで6時間あった1日目はあっという間に終了となりました。

2日目

2日目の始めは、ソーシャルコンセプトをブラッシュアップさせる時間で、また昨日と同様に、作成時間の後は、聴講者をまじえ、各グループのフィードバックがありました。次に各グループの代表者の発表がありました。それぞれ、内容が深く磨かれていました。

次にビジネスモデルの講義がありました。

ビジネスモデルとは
設計図で、なにか問題が起こったときに立ち返るもので、
ソーシャルコンセプトのHOWをビジネスコンセプトに落とし込むのですが、まずその前に1番大事なのは制約条件を設定することがで、制約条件をクリアして初めて、商品やサービス、それを買ってくれるお客さんは誰なのかなどのアイデアを考えることが大事です。
 

とくにソーシャルコンセプトと制約条件はっきりさせないといけないと強くお話されていました。ビジネスコンセプトは柔軟性を持って良くて、色んな人からアドバイスをもらっていいとのことでした。

ここでいう制約条件とは、ミャンマーのハーブ園を例にすると、無農薬できるだけ栽培コストがかからない作物など。

次にビジネスモデルの作成に取りかかりました。

その後は、ランチタイム。全体での自己紹介がありました。ファシリテーターのプロ「ゆりりん」が仕切ってくれて普通の自己紹介+自分を○○にたとえたら○○というユニークな自己紹介になりました。

色々なバックグラウンドをお持ちの方が参加していました。教師や教育関連のお仕事、臨床心理士の方、公務員だった方やグラフィックレコーディングをしてる方だったり、ファシリテーターのお仕事をしている方やさんごに優しい日焼け止めを販売している方https://www.coralisfriend.com/?fbclid=IwAR3C1jvXqv0WnWKmyQxWwbZknfMN4xdXC0usvAuvXVwwEC6Ng2hkyXrN3E8
だったりほんとバラエティーに富んでいました。
みんなの思いを聞けたり、東京の大学なのに同じ大学だった人が4名もいるという奇跡も起きていました。

次に、ビジネスモデルを各グループで発表して、フィードバック、その後は、各グループの代表4名が全体の前で発表しました。

田口さんのアドバイスで特に重要だとお話していたのは、

マーケティングの基本として大事にしていることは、「自分がお客さんだったらそのサービスやモノを使いたいか」がとても重要だということでした。
作り手の限界もあるため、自分だけで独りよがりにならず、他者の意見を素直に聞いていくことがすごく大事だということでした。

また公務員の業務の効率化を図るために、AIを使うという発表者の時は、みんなでAIにどこまで決めさせるのかという論点で白熱した議論になっていたりとても興味深かったです。

その後今まで考えてきたソーシャルコンセプトやビジネスコンセプトを事業計画書に落とし込むとどうなるか具体例もまじえながら、教えていただきました。

最後はこれからも事業を進めていきたい人が集まってMMというグループを作りました。たびたび集まって自分の事業の進捗や情報共有して互いに高め合っていくグループです。
3グループが出来ました。今後も田口さんや比屋根さんを始めとするうむさんラボの方達も支援してくれるようです。

本当にすごいイベントでした。懇親会では、みんな参加して良かったと話していました。みなさんに、とってもおすすめなイベントです!!!!!!

今回お休みの日に沖縄へ来ていただいた田口さん、企画していただいたうむさんラボの運営メンバーの方々、会場をお貸し頂いた琉球新報さん、ここで出会った皆さんに感謝申し上げます!これからもよろしくお願いします(^^)

最後に大切だなと思ったポイントをまとめておきます。

・ソーシャルコンセプトはしっかり固める。
・起業家は人の意見を受入れる素直さが大事。
・自分さえ良ければ良いという考えは社会起業家としてはだめ。
・やりたいことはなんなのか、やりたいことを実現するために自分が向いている役割はなんなのかしっかり考えること。
・起業家はプレイヤーとは異なり、色んな周りの力を寄せ集めて、それで落とし込んでいく働き方。わからなくなったら第三者に聞いて、最後自分の軸でどの意見をとるかきめていくことが大事。
・やりたいことが、一つに決まらない時は、何かを捨てるんじゃなくて、どの順番でやっていくかを決める!better than better!
そうやって行くうちに、それなりの人になっている!そして見える景色が変わっているので、またやりたいことは変わっているかも。それはそれでいい!

ボーダレスジャパン
社会起業家が増えれば増えるほど、解決する社会問題が増える。
社会起業家のプラットフォームの仕組みをもつ会社。
事業は、国内外の難民の雇用、日本社会が社会課題に関心をもてるようなメディア、障害者雇用、ホームレスの再就職など多岐に渡ります。
https://www.borderless-japan.com/

うむさんラボ
「自然とひと、人とひととがありのままの姿で、ともにあることができる社会」を目指し、あらゆる経験やクリエイティブの力を用い、「社会をより豊かにする」事業への“社会的インパクト投資”と、幅広いビジネススキルやネットワークを活用した経営支援、事業開発などを行います。それにより「豊かさを分かち合える、逞しくて優しい経済循環」を生み出すことで、これからの社会の在り方を、沖縄から世界へ、そして未来へと発信していきます。
https://umusunlab.co.jp/